C#の文法 - 代入と四則演算

プログラムを作成していると様々な計算を行う事になるでしょう。
四則演算の計算式は数学のように演算子をつかって記述する事が出来ます。
また、計算で得られた結果を変数へ格納しておく必要も出てきます。これを代入と言います。



代入

変数に値を格納するには = を使います。
= の右辺にある値を、左辺の変数に格納します。
a = 1;         // 変数aには1が格納されます

右辺は変数を指定する事も出来ます。
この場合右辺の変数に格納された値が左辺の変数に入れられます。
a = 1;         // 変数aには1が格納されます
b = a;         // 変数bにも1が格納されます



四則演算

四則演算は以下の演算子を使います。
演算子解説
+足し算
-引き算
*掛け算
/割り算
%割り算の余り
a = 1 + 2;         // 変数aには3が格納されます
b = a * 3;         // 変数bには9が格納されます
c = a + b;         // 変数cには12が格納されます



計算の優先順位

複数の演算子をつかって式を作った場合、計算される順番に気を付けましょう。
一般的な数学の計算と同様に、足し算・引き算よりも掛け算・割り算の方が優先されます。
a = 1 + 2 * 3;         // 変数aには7が格納されます

足し算・引き算を優先したい場合はカッコ()で囲みます。
a = (1 + 2) * 3;                   // 変数aには9が格納されます
b = (1 + 2) * (3 + 4);             // 変数bには21が格納されます
c = ((1 + 2) * (3 + 4) - 1) / 5;   // 変数cには4が格納されます


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