C#の文法 - 改行やインデント

複雑な処理になるほど、ソースコードは長くなります。
実際のソースコードを見てみると、複数の行にわたって書かれることになります。
また、ソースコードを見やすくする為、開始位置が横にずらして(インデント)書かれることもあります。



いつ改行・インデントするかは特に決まっていない

C#では、どこ改行して、どのような場合にインデントするかは厳密に決められているわけではありません。

以下の3つの例では全て同じように動作します。
class Program
{
    static void Main()
    {
        int x;

        x = 1 + 2;
        Console.WriteLine(x);
    }
}

class Program {
static void Main() {
int x;
x = 1 + 2;
Console.WriteLine(x);
}}

class Program { static void Main() { int x; x = 1 + 2; Console.WriteLine(x); }}




改行・インデントで読みやすく

ソースコードを読みやすく書くことはとても重要です。
自分が見て分かりやすい事はもちろんですが、他人が見た時にも読みやすくことを意識しましょう。

一般的には以下のようなルールで書かれる事が多いようです。

  • 1つの命令毎に改行
  • ブロックの開始終了(中カッコ「{}」)で改行
  • ブロックの中はインデントで1段ずらす
class Program
{
    static void Main()
    {
        int x;

        x = 1 + 2;
        Console.WriteLine(x);
    }
}


Visual Studio等の統合開発環境(IDE)ではインデントなどの書式を自動的にそろえてくれる機能があります。積極的に活用しましょう。




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