何か計算を行ったらその結果を一時的に格納しておく場所が必要です。
その格納場所を変数と呼びます。
変数は必要とする数だけ作成する事が可能で、それぞれの変数には名前を付けて管理していきます。
変数の作成する時は、変数の型を決めて作成する事になり、決めた型の値しかその変数には入れる事が出来ません。
主な変数の型は以下の通りです。
変数の名前は、アルファベット(大文字・小文字)・アンダースコア「_」・数値を使って自由に付ける事が出来ます。(日本語のかなや漢字も使えます)
変数は宣言が行われた時点の、中カッコ{}で囲まれたブロックの範囲の中だけで使用する事が出来ます。
変数b は8~10行目の範囲だけで利用できます。
その格納場所を変数と呼びます。
変数は必要とする数だけ作成する事が可能で、それぞれの変数には名前を付けて管理していきます。
変数の型
変数には格納できる値によって種類(変数の型)があります。変数の作成する時は、変数の型を決めて作成する事になり、決めた型の値しかその変数には入れる事が出来ません。
主な変数の型は以下の通りです。
型名 | 解説 | |
---|---|---|
ブール値 | bool | 真(true)か偽(false)かのどちらかの値だけ |
符号付き整数 | sbyte | 8ビット整数(-128~127) |
short | 16ビット整数(-32768~32767) | |
int | 32ビット整数(-2147483648~2147483647) | |
long | 64ビット整数(-9223372036854775808~9223372036854775807) | |
符号なし整数 | byte | 8ビット整数(0~255) |
ushort | 16ビット整数(0~65535) | |
uint | 32ビット整数(0~4294967295) | |
ulong | 64ビット整数(0~18446744073709551615) | |
実数 | float | 32ビット実数(指数部:8ビット、仮数部:約7桁) |
double | 64ビット実数(指数部:11ビット、仮数部:約15桁) | |
decimal | 128ビット実数(指数部:7ビット、仮数部:約28桁) | |
文字 | char | 1文字(Unicode文字) |
クラス | object | クラス |
変数の宣言
変数を作成するには、変数の型と共に変数の名前をつけて宣言します。int x;上記の例では「x」と名付けた整数型の変数を作成しています。
変数の名前は、アルファベット(大文字・小文字)・アンダースコア「_」・数値を使って自由に付ける事が出来ます。(日本語のかなや漢字も使えます)
- 名前の先頭を数値にする事は出来ません
- C#のキーワードとして予約された単語は使用できません
- 大文字と小文字は区別されます(aaa と aAa は別々の物)
変数の寿命
作成された変数はいつか破棄されます。変数は宣言が行われた時点の、中カッコ{}で囲まれたブロックの範囲の中だけで使用する事が出来ます。
static void Main() { int a; a = 1; if (0 == a) { int b; b = a; } // ココで変数bは使えない }変数a は3~12行目の範囲で利用できます。
変数b は8~10行目の範囲だけで利用できます。
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